小田原・豆腐カツ煮と焼きモンブラン
11/1 小田原・大稲荷神社で初めて朔日祈祷に参加させていただき、そのまま昼まで境内と、お隣の満願弁財天社で琴を弾かせていただいた後、
小田原駅へ戻り、ご飯を探す。
なんとなくラーメンという気分ではなく、
駅ナカの箱根パン屋さんで、カレーパンにカレーをかけたという不思議なメニューもあったものの、しばらく彷徨いて食べたいものを探す。
東口へ出て、小田原周辺の観光地図を探すべく観光案内所を探しがてら、地下街へ降りてみた。何年ぶりだろう。
降りてすぐ、こんな看板を見かける。
豆腐で肉を包み、カツに揚げたものを、長ネギと玉ねぎと自慢の出汁で煮たものという…このお店の工夫と努力の結晶の名物料理とのこと。
豚カツは重いけれど、カツ煮なら食べたいかも。
ひとまわり地下街を見回ったあと、少し贅沢だけれど、ここに入った。
“田むら”って、よく聞くトンカツ屋さんな気がしたけれど、“銀かつ亭”って箱根ならではのお店なのかな。
本来なら長ネギって美味しそう…なんだろうけれど、私には鬼門なので、抜いてもらう。
火からあげたてのグツグツ煮立った状態で、目の前で土鍋の蓋を開けてくれる。
すごい!!アツアツで美味しそう🔥🤤
そのまま煮汁と一緒にご飯の上へ。
良い香り…箸で柔らかく切れる…のは豆腐だからか。ふ〜ふ〜アツアツ、美味しい✨✨
しかし肉に当たらないなぁ…と思って、よくよく見ると、
カツという言葉から、豚カツ肉を豆腐で包んで揚げた料理だと思っていましたが、ミンチ状の肉が中にちょっとだけ入ってる、豆腐カツなのね。
豚カツ屋さんだから、勝手に勘違いしたのだった。
まぁ、揚げ豆腐ではなく豆腐カツで、豆腐を揚げるのもコツがいるのだろうから、料亭のお値段も当然か。
でも豚カツを期待して食べたら物足りないかも…
もっとも今日の私は重くないほうがよかったから、贅沢気分だけで満足😋
地下街でもうしばらくウインドウショッピングのあと、これも看板で気になっていた、“焼きモンブラン”のカフェに行く。
Rettyでも同じ地下街内にあることを確認して、どんなだろうと期待して行くと…店の看板では“生しぼりモンブラン”の方を推しているみたい。いわゆる普通のモンブランのことらしい。
箱根の物産屋さんに併設したようなカフェで、ケーキセットにすると、自家焙煎の珈琲か、煎茶か抹茶で選ぶのが珍しい。紅茶じゃないのね。
珈琲は、酸味か渋味かで選べ、私は渋み。
初志貫徹で焼きモンブランにしたら、これ、お土産でセット売りしてるのと同じ、そのまんまパッケージで出てきた。あたためてもない。
いわゆるモンブランの表面を洋酒とバーナーであぶったようなイメージだったけれど、これ、パイ生地の中に栗(マロングラッセ?)が丸ごと入ってるお菓子だった。
生しぼりといい、ネーミングの妙だな。
さっきの豆腐カツ煮といい、名前でやられたカンジ…
カフェは地下街の端で、人通りがほとんどなくて、とても静か。
珈琲は本当に美味しくて、私には珍しく、砂糖もミルクもなしで飲めたし、お腹にくることも脱水気味になることもなかった。
出来合いの焼き菓子だけにしては、いいお値段だったけれど、過ごせた時間の充足感だけでも満足のひとときだった。
この日はパソコンリュックを背負い、真琴は最初に企画で買った提げバッグにしていたが、これがだんだん重たく感じられてくる。
そのため、まだ時間は早かったが歩き回る気になれず、ここで2時間近くノートを書いて過ごす。
やっぱり遠出の際には、真琴はリュックでないとキツイようだ。
目の前の階段に、小田原城のマンホールにガンダムで観光誘致…と描かれている。
武者絵のデフォルメに見えていたから、ガンダムと思わなかったし、なんで小田原城にガンダム?
エヴァは小田原〜箱根が第三首都だそうだからわかるけれど。